026年2月14日(土)~15日(日)
定員100名
テーマ「持続的農業の推進と地域社会の展開方向」
- 「令和の農業改革」ともいうべき「みどり戦略」は、日本農業の方向性を大きく転換させる施策です。 2050年までに全農地の25%を有機農業にするという、大胆な政策だからです。環境問題が強く叫ばれ、「持続化」が大きなキーワードになっている今日、有機農業はそれを担う要の技術です。
- 「みどり戦略」は農業者ばかりではなく、加工、流通、教育等々、多くの関係者を巻き込みます。日本農業の新たな発展に不可欠な政策ですので、有機農業の抱える社会経済的および技術的な問題とその解決策について、参加された皆さんと議論して見出したいと思います。
| 参加費 | 全日程 : 9,200円(一般) 7,200円(会員) |
| 1日のみ: 4,600円(一般) 3,600円(会員) | |
| 会場 | 宇都宮市 コンセーレ(栃木県青年会館) 栃木県宇都宮市駒生1-1-6 |
| 主催 | NPO法人民間稲作研究所 後援:よつば生協、日本有機農業研究会 |
| お申し込み | Word: 2025年度公開シンポ申込書.docx
PDF: 2025年度公開シンポジウム参加申込書.pdf |
| Tel/Fax: 0285-53-1133 事務局まで |
NPO法人民間稲作研究所
有機農業公開シンポジウム
2月14日(土) 13:00~17:00
受付12:10~
第1部「みどりの食料システム戦略の目標達成への推進方針」
2021年に策定された「みどり戦略」は、日本農業における歴史的な転換点です。 何と言っても、自然環境と調和のとれた農業への転換が、明確に有機農業の推進を柱とする政策のためです。 農業者のみならず消費者や行政にとっても、大きな驚きと希望を持って迎えられました。 今まで軽視されてきた有機農業が、いきなり前面に立ち日本の農業を牽引する立場になったため、われわれ有機農業者も戸惑いと混乱がありました。 もちろん、オーガニックビレッジの推進政策においては全国の自治体を中心に関心が高まり、有機農業への理解と実践が始まっていることは大きな成果です。 しかしながら、一方では農業者の減少と高齢化に加え、環境の悪化、多発する災害など農業の存続そのものが危機的な状況にあります。昨今は「みどり戦略」も農業の効率的生産を重視した大規模農場やスマート農業の推進へと変質する傾向が強くなっているように思えます。 今、改めて「みどり戦略」が本来の目的である農業の環境的意義と食の安全と健康、 そして農村社会を維持する生活・文化的意義を有し、有機農業を軸とした日本農業全体を持続可能な方向に転換していく政策として考えたいと思います。
| プログラム | 役割 | 氏名・所属 | 時間 |
|---|---|---|---|
| 開会 | 司会・進行 | 齋藤 一治(理事) | 13:00~13:05 |
| 開会あいさつ | 舘野 廣幸(理事長) | 13:05~13:10 | |
| 座長 | 谷口 吉光(元秋田県立大学教授) | 13:10~13:15 | |
| 基調講演 | 講師 | 安岡 澄人(元農林水産省大臣官房) | 13:15~14:15 |
| 休憩 | 14:15~14:30 | ||
| 現地報告 | 宮崎県 | 松本 嗣夫(農業者) | 14:30~14:45 |
| 岐阜県 | 服部 晃(農業者) | 14:45~15:00 | |
| 長野県 | 宮田 兼任(農業者) | 15:00~15:15 | |
| 茨城県 | 常陸大宮市(自治体) | 15:15~15:30 | |
| 討論・意見交換 | 15:30~17:00 | ||
2月15日(日) 9:00~12:00
受付8:30~
第2部 「稲作における有機的害虫対策の展望」
みどり戦略による交付金を活用して有機農業を推進する自治体は150(令和7年8月時点)です。農水省の想定を上回る勢いで増加しており、有機農業の機運はかつてなく高まっています。一方で、気候変動の影響で、高温や渇水、局所的な豪雨などが頻発しています。とりわけ、有機農業の大きな足かせになっているのは害虫問題です。今まで見られなかった害虫が飛来したり、特定の害虫が異常発生したり、という困った事態がおこっています。イネに目を向ければ、玄米の収量・品質を低下させるカメムシ類が全国的に増えており、多くの稲作関係者が、農薬をまかずに防除することは難しいと考えています。 第2部では、農業の生物多様性の保全について、農薬に依らない害虫制御の可能性を水稲のイネカメムシ被害(2024年)の現場からの報告を基に、参加者とともに有機農業の害虫対策を展望します。
| プログラム | 役割 | 氏名・所属 | 時間 |
|---|---|---|---|
| 座長 | 舘野 廣幸(農業者) | 9:00~9:05 | |
| 基調報告 | 日鷹 一雅(西日本アグロエコロジー協会・元愛媛大学) | 9:05~9:55 | |
| 斉藤 光明・古谷 愛子(NPO法人オリザネット) | 9:55~10:45 | ||
| 休憩 | 10:45~10:55 | ||
| 現地報告 | 栃木県 | 五十畑 匠(農業者) | 10:55~11:10 |
| 未定 | 11:10~11:25 | ||
| 総合討論 | 11:25~ | ||